一筆箋の書き方

一筆箋は基本的に「簡易版の短い手紙」だと思っていただいてかまいません。
そのため通常の手紙における書き方の決まりは、ほとんど考えなくてよいでしょう。

ただし、日本語を見慣れている私たちにとって、日本語としての美しさというのは、無意識に感じとるものとなっております。
そのため、「日本語の文章として礼儀正しく、気遣いを感じられるものであるか」「便箋などとトータルで見た際、日本語の文字の並びとして、美しいかどうか」というのは、一筆箋全体の印象に関わってくるでしょう。

文章としての礼儀正しさなどは、大人の方であればある程度本能的に分かるのではないかと思います。
心配な場合は、ネットや書籍などに書かれている「一筆箋の文例」などを参考にしつつ、文面を作るとよいでしょう。
最初は文例を参考にしていても、慣れてくれば次第に参考文例が無くとも文章が書けるようになるはずです。

便箋を見た際の美しさに関しては、文字自体が綺麗かどうかということや、文字の配置バランスが大きくものをいいます。
文字自体の綺麗さは、丁寧に書きさえすればそこまで問題視されないことが多いです。「どうしても綺麗に書けない」という方の場合、使用している筆記用具が合っていない可能性もあります。人によってはボールペンを筆ペンに変えると綺麗に書けたという場合もあるようです。

文字の配置バランスは、それぞれの文字自体のサイズバランスや、改行の位置や、余白のバランスが大事です。
便箋のデザインにもよりますが、一般的には便箋の上下左右になるべく均等に余白がくるようにすると美しく見えやすいようです。
「どうしてもバランスが悪い」という方の場合、文章量が多すぎるケースもあります。
一筆箋はあくまで短く簡易的な手紙であり、書きたい事が多い場合は一筆箋ではなく、普通の手紙にするほうが美しく見える可能性もあります。

なお一筆箋は簡易的な手紙のため、公式の文書や謝罪の手紙などには向きません。
一筆箋は「あくまで、ちょっとした機会に一言添えるためのもの」ということを頭においておきましょう。

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