プレゼントとしてのボールペン

筆記用具の代表格といえば、やはりボールペンでしょう。
現代の日本には、ボールペンを使ったことのない人はいないと思います。
文字を書き留めておく、という第一の機能に加えて、ボールペンは様々な付加価値や象徴を与えられて、人間の社会において重要な物品となっています。

パソコンの急激かつ大規模な普及によって、情報を記録するフォーマットは大きく変化しました。
この「情報記録革命」とでも呼ぶべき大変化にあって、それでもボールペンは存在感を薄れさせることなく、逆に、署名や筆跡に代表されるような、パソコンでは表すことのできない情報や表現可能性において、改めて重要なモノとして注目されており、マーケット展開も盛況しています。

ボールペンで記された文字や絵柄の持つ力は、パソコンなどのキーボードや最近ではスマートフォンのフリック入力など、デジタル化された文字情報・画像など純粋な視覚情報との違いを考えればよく思い知ることができます。
パソコンなどデジタル入力された文字は、フォントの規格に応じて姿を変えます。
そしてそれ以上も以下もない、フォントそのものと全く同じ形象になります。
この文字は誰々が書いたものだな、ということをキーボード入力された文字から判別することは不可能ですよね。
そうした自己同一性(アイデンティティー)の証明となるのは、筆跡の違いや本人が書きましたという宣言としての署名だけです。
ボールペンは、このアイデンティティーの表現のための媒体としても、非常に重要で、文化的な存在なのです。

このような存在であるボールペンを贈るという行為は、とても暖かく、意味深いものですね。社名をプリントしたボールペンを社員全員に支給=プレゼントすると、会社への帰属意識や絆が深まるものです。

また、ボールペンと一言に呼んでも、その中に多様なカテゴリーが存在しています。
プレゼントとして贈答する際も、自分のために購入する時も、これはサイン署名を念頭に置いて贈るのです、絵を描くために購入するんだ、というように、用途を明確にしておく必要があります。

このサイトは、目的が贈答であれ自分用であれ、あるいは会社の備品であれ、購入する際に念頭に置いておくべき、ボールペンの基本的な種類の違いをみていきたいと思います。